2019年11月27日、坂本真綾待望の新アルバム「今日だけの音楽」がリリースされました!
ご紹介していきますー。
クリーントーンが活躍
前作「FOLLOW ME UP」と比較してピアノやストリングスを中心としたクリーンな音でまとまっており、徐々にアクセルをかけているという印象です。
前作は2曲目にアップテンポなシングル曲「Be mine!」の歪んだギターとパワフルな歌声で序盤からガッと引き込む構成でした。
「今日だけの音楽」の1曲目を飾る「はじまり」はピアノとシンセパッドのみのどこか不穏な空気を感じさせるナンバー。
2曲目の「Hidden Notes」と3曲目の「ホーキングの空に」はゆったりとしたリズムで進み、4曲目のアップテンポナンバー「ユーランゴブレット」へと繋がります。
「ユーランゴブレット」の作詞・作曲・編曲を担当したのは川谷絵音。
彼らしいテクニカルなクリーンギターとタイトなリズムでアルバムの展開にドリフトを加えます。
歪んだギターのバッキングが前面に出ているのは8曲目の「トロイメライ」くらいで、全体通してほぼクリーンな音が用いられています。
これがアルバム全体に落ち着いた印象を与えていますね。
4年ぶりの新アルバム、円熟味があります。
アルバムの統一感が秀逸
「今日だけの音楽」はシングル曲が収録されていません。
飛び抜けてボリューミー且つ派手な曲が無いことが、アルバム全体の統一感に寄与しているのではないでしょうか。
「今日だけの音楽」という一つのテーマのもと、一つの作品としてアルバムが制作されたことが感じられます。
お気に入りの曲をヘビーローテーションするというよりは、最初から最後まで通して聴いてアルバムの流れを楽しみたいですね。
サブスクで聴けます!
「今日だけの音楽」はSpotifyやAmazon Music Unlimited、Apple Musicなどのサブスクリプションサービスでも聴けます!
気になった方はこのアルバムを聴いて優しい雰囲気に包まれてくださいねー。